ホーム

»

学校ニュース

»

「私学フェア」で募集した特別企画「みんなで創る受験応援ソングwithAI」 楽曲が完成しました

学校ニュース

一覧はこちら

「私学フェア」で募集した特別企画「みんなで創る受験応援ソングwithAI」 楽曲が完成しました

文化

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2025.05.06 
tags:みんなで創る受験応援ソングwithAI, モルモットの応援歌, 桜、君と。, 私学フェア

 みんなの学校新聞が企画・運営した「私学フェア2025」。3月15日のイベント当日に告知した特別企画「みんなで創る受験応援ソングwithAI」に5件の応募がありました。

 「たった5件とは寂しいな」。もうちょっと投稿してほしかったところですが、5月発表のスケジュールだったので、この連休中に制作に取り組むことにしました。「withAI」と入れてあるように、集まったフレーズをChatGPTに入れ、AIに作詞してもらうという試みなので、こちら側の手間はそんなにはないはずですが、出てきた歌詞を補正しながら最終的な歌詞を仕上げていくというプロセスには自分も関与します。まったくAI任せにはしません(笑)。

 

「私学フェア」の受験生応援ソング 「桜、君と。」 YouTubeで公開

 と、完成発表会に行く前に、私学フェアで自分が作詞し、AIに作曲させた受験生応援テーマソング「桜、君と。」。結構、評判もよかったのでYouTubeにあげておきました。こちらも良かったらご鑑賞ください。

 

特別企画「みんなで創る受験応援ソングwithAI」 制作ドキュメント

完成した楽曲は記事の一番下にあります!

 まず投稿されたフレーズは5つ。

〇「背後に何万回のトライ」(ナオコウさん)
〇「やりたいことをやろう」(中村もんどさん)
〇「努力は無駄じゃない」(さくらさん)
〇「限界突破」(てるきんぐさん)
〇「モルモットがあなたを応援しているよ。」(モルさん)

 むしろ少なくて良かったかも。特にモルさんの「モルモットがあなたを応援しているよ。」が特徴的で、これで受験生の応援ソングを作れるのかと不安に。

 まずは5つのワードを入れて、ChatGPTに。

Ver1

「モルモットの声」

(1番)
眠れぬ夜をいくつ越えた?
ページの隅に残る涙
誰にも見えない背後には
何万回のトライが光る

心が折れそうな日だって
やりたいことをやろう」って
あの日の自分が
そっと背中を押すんだ

(サビ)
努力は無駄じゃない 信じた分だけ
未来は君の手の中に近づく
限界なんて ただの通過点
あきらめなければ 夢は逃げないよ
ほら モルモットが
小さな声で あなたを応援してる

(2番)
誰かの正解じゃなくていい
自分だけの道を選べ
失敗さえも宝物だって
明日の君は笑ってる

涙を拭いたその指で
またページをめくればいい
過去の自分を越えてく
それが一番のライバル

(サビ)
努力は無駄じゃない 見えないところで
根を張る日々が君を強くする
限界突破 その瞬間に
本当の君が きっと目を覚ます
ねえ モルモットも
いつもそばで あなたを見てるよ

(ラストサビ)
努力は無駄じゃない その全てが
未来の光 君を照らすから
限界なんて 越えてゆけるよ
君は一人じゃない 信じていいよ
今 モルモットが
まっすぐな目で あなたを応援してる

 かなりレベルの高いのを返してきました。落語の「三題噺」ではないですが、見事にキーワード(投稿フレーズ)も落とし込んでくれています。でも、モルさんの「モルモット」がやっぱり浮いた感じ。単純にペットでモルモットを飼っているからなのか、意図的に「モルモット」を使ったのかわからないけど、モルモットが暗示する「実験台」的な意味合いがあるのかもと、私が勝手に解釈し、GPTにその要素を入れるように指示してみました。
Ver2

「モルモット」
(1番)
白い部屋 光だけが眩しくて
誰かの正解をなぞる日々
「これは君のためだ」って
知らない誰かの声に揺れてる

まるで実験台のモルモット
未来を試されてるみたいで
だけど僕は逃げない
自分の人生に証を残すため

(サビ)
何万回のトライが 僕を育てた
痛みも涙も無駄じゃなかった
やりたいことをやろう 誰のラベルにも
縛られない僕だけの答えを探す
限界なんて ただの境界線
越えていくよ 僕は僕のために
この手で明日を 選び取るから

(2番)
誰かの視線にさらされて
テストの数字で値踏みされて
それでも目をそらさずに
自分の夢だけ見つめていた

笑われたって構わない
僕だけのペースで走ってく
モルモットみたいだとしても
この心は誰にも試せない

(サビ)
何万回のトライが 僕を変えたんだ
倒れても 立ち上がる意味を知った
やりたいことをやろう たとえ世界が
「現実を見ろ」と言ってもかまわない
限界突破 その瞬間に
僕だけの空が広がっていく
“本物の自分”を信じていい

(ブリッジ)
誰かのルールの中じゃ
見つからない自由がある
実験台じゃ終われない
僕は僕で、あり続けるんだ

(ラストサビ)
努力は無駄じゃない ここまで来たんだ
傷ついても 進む価値がある
モルモットが見上げる 小さな檻の外
そこに続く道を 僕は走り出す
やりたいことをやろう それがすべて
誰かの未来じゃない 僕の今を生きる
この手で明日を 選び取るから

 モルモットが応援するというフレーズは消えてしまったが、「モルモット=僕」を同一化し、檻の外の世界に踏み出そうという内容は、実験動物としてのモルモットが、同じ境遇に置かれている僕(モルモット)を応援している感じになっていて、悪くはないです。
 ただ、長いので、短くするようにお願いしてみました。
Ver3

「モルモット」


白い部屋で 試される日々
誰かのルールが僕を縛る
「君のため」なんて嘘でしょ
僕は僕の道を行く


実験台のモルモットみたいでも
心は誰にも測れない


何万回のトライが 僕をつくった
努力は無駄じゃないって知った
やりたいことをやろう たとえ遠回りでも
限界突破 明日はきっと
僕の手の中にある


モルモットが空を見上げるように
小さな檻を越えていける
やりたいことをやろう 僕のために
この一歩が未来を変える

 うん。いい感じ。これでもよかったんだけど、AhとかWowとか英語の歌詞を差しはさんでもらった方がかっこいいかなと思い、そんなお願いしをしてみた。
Ver4(完成)

「モルモットの応援歌」


実験台のモルモットみたいでも
心は誰にも測れない
Ah, no rule can cage my soul
Wow wow この胸の鼓動が道しるべ


誰かの正解(こたえ)じゃなくて
僕の声で 僕の夢を


何万回のトライが 僕をつくった
努力は無駄じゃないって知った
やりたいことをやろう たとえ遠回りでも
限界突破 明日はきっと
僕の手の中にある
Yeah yeah!


Wow oh wow 立ち止まる日も
Ah, you’re not alone…


モルモットが空を見上げるように
小さな檻を越えていける
やりたいことをやろう 僕のために
この一歩が未来を変える
Wow wow wow!
明日はきっと 僕のものさ

 ちなみにタイトルは自分が手を加えてみました。モルさんの「応援」というニュアンスがまったくなくなってしまったので。
 そして、これを楽曲制作AIに入れます。この楽曲制作AIは「TOP MIDI AI」というもので、あまりに優秀すぎるので、思わず有料プランを個人的に契約してしまいました。ただ、ガチャガチャみたいな部分があり、曲が好みのものかどうかは出てくるまで分かりません。何度もチューニングするという手間は発生します。
 
 そして無事にできあがった楽曲はこちら。
 

 

広告

ページトップへ