群馬県立女子大学で文化情報学科開設記念特別シンポジウムー20日
群馬県佐波郡玉村町にある群馬県立女子大学で20日、同大学で2023年4月に開設される文化情報学科の開設記念特別シンポジウムが開催された。
県デジタルトランスフォーメーション推進監の岡田亜衣子氏による講演のほか、高校生や学生らに向けた文化情報学科の模擬授業や体験授業が行われた。
新たに開設する文化情報学科は、同大学で09年度に開設された文学部総合教養学科を母体とする学科。フィールドワークなどの実地調査を主体的に進めていくスキルや、情報やデータサイエンスといった概念・技術を社会のさまざまな領域で駆使できる総合的な教養を培うことにより、これからの社会で必要とされる文化、情報に対する深い洞察力と知性を育むことを目指す。
現代の社会や文化について深く考える方法を学びたい人や、情報やメディアの役割を理解し情報発信の技術を学びたい人、また、文科系、理数系を問わず問題解決のための複合的な視点を手に入れたい人といった学生を求めている。
【リンク】 県立女子大新学科新設に関する記事
【写真】いずれも体験授業の様子
地域の高校生や学生らが参加した体験授業では、6つのグループに分かれ文化情報学科の授業を体験。同学科で授業を担当する予定の講師が「社会調査の仕組み」や「メディア論」「スポーツの起源」などについて講義した。参加者は真剣な面持ちでノートをとるなど、同学科の理解を深めた。
(編集部=臼井晃斗)
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