ホーム

»

学校ニュース

»

桐一生、カラフルに染色加工で自己表現 来月の学園祭で発表

学校ニュース

一覧はこちら

桐一生、カラフルに染色加工で自己表現 来月の学園祭で発表

文化

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2022.09.20 
tags:ファッションコース, 学園祭, 染色加工, 桐生第一高校, 横倉繊維

染色加工技術を学び、Tシャツで自己表現する生徒たち(桐生第一高校で)

写真を拡大

 桐生第一高校普通科ファッションコースの3年生27人がこのほど、染色サービスを手掛ける横倉繊維(桐生市境野町一丁目)の専務・横倉剛さん(39)から染色加工の技術を学び、白い綿Tシャツを染めてカラフルに自己表現した。


 同校では年に1度、横倉さんを講師に招いて染色加工の学習に取り組んでおり、今年で5年目。この日は新型コロナウイルス感染防止対策として2班に分かれ、教室の窓を開けて実習に挑んだ。


 夏休み中にタイダイ染めを予習し、デザインを考えてきた生徒たちは、横倉さんから「淡い色から徐々に色を重ねて」と説明を受けると、さっそく真っ白いTシャツを水に浸してタイダイ染めに挑戦。欲しい色を調合、濃淡を確認し、白い生地に染料を染み込ませた。


 あえてムラが出るように色を重ねたり、チャコペンでデザインを描いて輪ゴムで留め、出来上がりを計算しながらカラフルに自己を表現してゆく生徒ら。染めたTシャツは鍋に入れて蒸し、色を定着させて完成したシャツを広げ、世界に1着のTシャツに満足そうな表情を見せていた。


 邊見澪羅(れいら)さんは「思ったよりも濃い色が出にくかったが、染め体験は楽しかった」と、青と黒の染料を組み合わせた1着を見つめた。


 完成した作品は、10月に開かれる生徒と保護者向けの学園祭で発表されるほか、学校のホームページでも紹介を考えている。

 

 

ページトップへ