【コラム】承認の土台(神子澤修)
ゴールデンウイークも無事終了しました。
休日が3日以上続くと生徒の皆さんに無性に会いたくなります。
これも教師の性(さが)なのでしょうか。
私は、人間関係で一番大切な事は『承認の土台』だと思っています。
承認の土台とは、いつもあなたのことを見ています、考えています、という意識のことです。
この意識が相手に伝わっていないと、【褒めて】も【叱って】も効果はあまり期待できません。
具体的に言うと、「なんだこんな時だけ褒めて、いつもはほったらかしのくせに」とか「叱ってばかりで何にもわかってくれない」というふうになってしまいます。
ぜひ、特に保護者の皆さんは、家庭において子どもに対して
「いつも見ているよ」「考えているよ」というメッセージを発し続けていただければと思います。
そのためには、「さ行」の言葉の多用をお勧めいたします。
具体的には、「さすが」「すごいね」「素晴らしいね」「素敵」「好き」「そうだよね」「そうなんだ」などです。
逆に、「だ行」の言葉、「ダメ」「だって」「だから」「でも」「どうせ」などはやる気を削いでいくようです。
『承認の土台』を是非意識して、生徒の皆さんを家庭と学校で思いっきり伸ばしていきたいですね。
(写真はイメージです)
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