ホーム

»

学校ニュース

»

【コラム】承認の土台(神子澤修)

学校ニュース

一覧はこちら

【コラム】承認の土台(神子澤修)

オピニオン

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2024.05.10 
tags:桐生大学, 桐生大学附属中, 桐生大学附属中 神子澤修, 桐生第一高校

ゴールデンウイークも無事終了しました。

休日が3日以上続くと生徒の皆さんに無性に会いたくなります。

これも教師の性(さが)なのでしょうか。

 

私は、人間関係で一番大切な事は『承認の土台』だと思っています。

承認の土台とは、いつもあなたのことを見ています、考えています、という意識のことです。

この意識が相手に伝わっていないと、【褒めて】も【叱って】も効果はあまり期待できません。

具体的に言うと、「なんだこんな時だけ褒めて、いつもはほったらかしのくせに」とか「叱ってばかりで何にもわかってくれない」というふうになってしまいます。

 

ぜひ、特に保護者の皆さんは、家庭において子どもに対して

「いつも見ているよ」「考えているよ」というメッセージを発し続けていただければと思います。

 

そのためには、「さ行」の言葉の多用をお勧めいたします。

具体的には、「さすが」「すごいね」「素晴らしいね」「素敵」「好き」「そうだよね」「そうなんだ」などです。

逆に、「だ行」の言葉、「ダメ」「だって」「だから」「でも」「どうせ」などはやる気を削いでいくようです。

 

『承認の土台』を是非意識して、生徒の皆さんを家庭と学校で思いっきり伸ばしていきたいですね。

 

 

(写真はイメージです)

 

プロフィール

神子澤 修(みこざわ・おさむ)

<現職>

桐生大学附属中学校 校長

<略歴>

昭和35年 富山県生まれ

昭和59年 明治大学政治経済学部卒業

昭和61年 桐丘短期大学(現・桐生大学短期大学部)卒業

昭和61年 桐丘高校(現・桐生第一高校) 教職

<資格>

教員資格(社会・家庭・保健)

社会教育主事、管理栄養士、調理師、行政書士、危険物取扱者

産業カウンセラー、食育インストラクター、GCS認定プロコーチ、フードコーディネーター

 

広告

ページトップへ