みんなの学校新聞編集局
2022.10.03
tags:塾の先生コラム, 桐生進学教室, 業者テスト, 群馬 公立入試, 群馬 公立高校 前期
|「終わりと始まりの挨拶として」
今回の一連の投稿は、<何かの政治的な目的>や<特定の塾や個人への攻撃>を意図したものではありません。あくまでも「隠されてきた」あるいは「見過ごしてきた」「なんとなく疑問に思ってきた」塾や入試に関わる“私の知っている事実”を述べてきただけです。ただ、にわかには信じられないようなことも取り上げたために、したがってその根拠となる“エビデンス”を具体的に示す必要があった …
みんなの学校新聞編集局
2022.09.27
tags:塾の先生コラム, 桐生進学教室, 業者テスト, 群馬 公立入試, 群馬 公立高校 前期
|第3章「スポーツも学力も同等?の教育」
それではなぜそこまでして公立高校(私立高校ならまだしも)が「スポーツ選手の青田買い」にこだわるのかについて考察(邪推?)してみます。
「Wikipedia」で<国民体育大会>を検索すると下段の方に「批判と問題」という項目で以下のような記述にたどり着きます。
[wc_boxcolor="secondary"text_align="left"ma …
みんなの学校新聞編集局
2022.09.20
tags:塾の先生コラム, 桐生進学教室, 業者テスト, 群馬 公立入試, 群馬 公立高校 前期
|第2章「前期試験に関する塾のウソ」
前の章で紹介したように、進学塾であるウチでもこれだけの『情報』が集まっているわけですから「中間期末対策バッチリ」の塾がこの『事実』を知らないワケがありません。
『この事実』とは、もちろん「前期は部活動重視」という事実です。これがすべてではないにしても、この『事実』の実例は相当数をもって収集しているハズです。つまり、「中間期末対策」や「内申対策」が「前期試験 …
みんなの学校新聞編集局
2022.09.16
tags:塾の先生コラム, 桐生進学教室, 業者テスト, 群馬 公立入試, 群馬 公立高校 前期
|第1章「前期試験」の実態
今回の入試を最後にして次回(現在の中2の受験時)からは「前期試験が無くなる」と言われています。このことが話題になると直ぐに、ちゃんと勉強している中学生(塾生)やその保護者の方々からは「よかった」とか「よかったですね」という声が私(塾長)のところに次々に寄せられてきました。
しかし、善良なる群馬県民の皆さんや真面目に勉強している受験生・中学生諸君もこういう“ …
みんなの学校新聞編集局
2022.07.25
tags:塾 個人情報, 塾 広告, 塾 広告 個人情報, 塾の先生コラム, 桐生進学教室, 業者テスト
|控えめな真実その1
新聞紙の本体と同じ大きさの「巨大広告」で有名なその塾は、表現も「完璧」「満点」「完全攻略」などと、保護者や小中学生にとってはとても強力で魅力的な表現を使用しています。
2002年の6月の広告では以下のような文言が書かれていました。
ところで高校1年生になるとすぐに数学で『命題』という単元を学習するのですが、その『命題』では<反例>(ハンレイ)が1つでもあるとその命題は『偽』 …
みんなの学校新聞編集局
2022.06.23
tags:モギテスト, 偏差値, 偏差値 操作, 前橋高校 偏差値, 塾の先生コラム, 桐生進学教室, 業者テスト
|その時、「ある塾長」はなぜ偏差値操作に走ろうとしたのか?
「丹羽さんのところはどうする?前期試験も終わったことだし偏差値をちょっと下げておこうか?」
「いや、ウチはいいです。そのままの数値にしておいてください」
群馬県入試に前期試験が導入され始めたころ、私たち塾長が数人集まって「直前テスト」なるものを共同で実施していました。1月の下旬から3月の後期試験直前まで毎週「学力テスト」を実 …
みんなの学校新聞編集局
2022.06.15
tags:モギテスト, 偏差値, 前橋高校 偏差値, 塾の先生コラム, 桐生進学教室
|そもそも偏差値とはどんな数字か?
「前高は五教科の偏差値が40あれば十分に合格します。偏差値が38でも合格が可能です」
これは実際に私の塾で父母面談の時に保護者に伝えている「合否判定」のコトバです。そしてほとんどの保護者の方が「えっ!」と驚きます。
もちろん、このデータだけで私が受験のGOサインを出すワケがなく、学校で実施された実力テストのデータや中間・期末テストでの …
みんなの学校新聞編集局
2022.06.03
tags:キリタカ, 前橋高校, 塾の先生コラム, 太田高校, 桐生女子高校, 桐生進学教室, 桐生高校, 桐生高校 進学実績, 高崎高校
|私が「新・桐生高校」を「キリコウ」と呼ぶ理由
私は「新・桐生高校」のことを“キリタカ”とは呼びません。“キリコウ”と呼んでいます。そもそも“タカ”という呼び名は群馬と栃木だけのローカルネームで、しかもそれは『公立男子進学校に対しての敬称』という意味を持っているからです。繰り返して確認しますが、「タカ」という呼称は①県立の“男子校”であり、②その地域の“トップ校”に対して与えられる、③“敬称”なの …
みんなの学校新聞編集局
2022.05.22
tags:先生, 塾の先生コラム, 教師, 桐生進学教室
2回分、私の昔話にお付き合いいただきありがとうございます。
こちらから読み始める方は、第1回第2回をぜひ読んでみてください。
さて、昔話はこれくらいにして、いよいよ今回のテーマ、本題に移りたいと思います。
|「教師」と『先生』の違い
私の考えでは、「教師」は『公=おおやけ』であり『善を教える者』で、一方の『先生』は「特定の個人」に対して「人生の指針を示す者」と定義します。
学校のセンセイには「教師 …
みんなの学校新聞編集局
2022.05.21
tags:塾の先生コラム, 桐生進学教室
|「人として大事なこと」を教えてくれた人たちの思い出
学校以外でも、私には『先生』と呼べる人がいました。それは『人生の先生』あるいは『人生の師』とも呼べる人ですが、名前は知りません。
小さい頃(は?)病弱だった私を、祖母は毎年夏になると“湯治”に連れて行ってくれました。<七日帰りは良くない>ということで毎回七泊八日の日程でした。宿に到着するとすぐに「番頭さん」が出迎えてくれて、祖母や私から荷物を …